いきすぎてしまうFX市場

どこの市場でもよくあることですが、市場はうわさなどで急速にうごいてしまうという性質があります。
そのことはFX市場でもいえることで、ひとつの情報で大きく動いてしまうといったところがあります。
このことは近年のFX市場でもいえることで、米国や欧州が金融緩和をするというと、一気に円高になりました。
歴史的な円高水準になってしまい円高不況といわれるような状況におちいってしまうというようなことになってしまいました。
為替市場は経済と密接に関係していますので、急速に一方向に動いてしまうのは経済を混乱させる要因となりえますので、そこがFXの難しいところといえます。
では、ゆっくりと円高にむかっていくといいのかというと、これも難しいところがあります。
少し前のように歴史的な円高水準にあったときに、それが徐々に円高になっていくと、日本経済はますます厳しい状況におちいっていきます。
輸出産業を主な産業とする日本企業にとっては円高というのはそれだけで国際競争力の低下をまねき業績を落ち込ませてしまうのです。
単純に5%円高になれば、それだけ日本製品が5%値上がりしたような状況になりますので、その商品を買ってくれる人は少なくなってしまいます。
為替市場は経済活動と密接に関係しているので、各国の利害関係が大きく関係していて結論のでない議論となってしまいます。
ですから、適当な為替水準についてはどの水準がいいのかはなかなかいえない難しい問題となっています。